教えて!!Mr.アパマン

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「静かな営業風景」


遠藤

経理業務を担当するようになって早2ヶ月が過ぎました。
管理物件の家賃管理を中心に業務をしていた時とは違って、決まった物件の手付金や契約金をダイレクトにお預かりしますので、反響のある物件の傾向というのがわかります。

まず、決まっている物件は何といっても「家具・家電付き」で最寄り駅に近いエリアです。契約期間も2年の普通契約だけではなく、3ヶ月、6ヶ月、1年と短期契約のニーズがかなりあります。
ずっと反響のなかったライオンズマンション幌平橋が立て続けに決まったのも、不思議なことですが、この業界特有の連鎖の法則があったのかも知れません。

日々の入金状況や家具・家電の発注状況を見ていると、もっと電話の問合わせがあってもおかしくないと思うのですが、最近は意外と静かな営業風景が展開されています。営業マンは夜遅くまでお客様とメールのやりとりをしており、物件資料や費用見積も、時にはFAXや郵送も利用していますが、メールに添付するのが主流となっています。
静かですが、ネット上で営業マンのパフォーマンスと熱いセンスが求められる営業活動へと変わったのです。音声のないところで人柄を表し、お客様に理解していただくことは簡単ではないと思いますが。

自社ホームページとポータルサイトの物件登録も、より詳細に密度を濃くしていかなければならないので、ますますパソコンに向かう時間が増えると思います。物件数も過剰ですから、作業自体にとられる時間も多くなります。

とはいえ、目に見えないお客様を、いかに物件に近づけることができるのかを念頭においてネット上に反映させることが大事なのです。
行き当たりばったりの営業トークだけでは、売上も伸びない時代になったということです。