教えて!!Mr.アパマン

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改めて、人気物件について考える (2011/08)


小木曽

 7月の札幌は急に夏らしい気温になり、30度近くまで気温が上がっている時はお客様の来店も少ない感じがしました。ちょっと出歩くだけで汗をかいてしまうので、本当に差し迫る用事以外は「今日はやめておこう」という気持ちになるのかもしれません。

 そんな中、飛び込みで来店されたお客様で今すぐ(今日)から入居できる物件に…という方がいらっしゃいました。話を聞くと、自営業でどこでも仕事ができるのでちょっとでも涼しい北海道で夏場だけ過ごしたいという方、海外から帰国したばかりで住む所を探しているという方でした。

 家賃に対しては「なるべく安い」方が良いという事で、カサウィスタリアやシャンボール札幌が人気でした。一時はカサウィスタリアのマンスリーのできる物件が無い!という事態に陥ったりしていました。

 冷静にカサウィスタリアについて考えてみると、当社から歩いて行ける案内しやすい距離・ガス開栓が必要なく、すぐに入居できる気軽さ、管理人さんがいて夜間オートロック、そして何より札幌の中心部に近い割に安い家賃…という事を考えてみて、人気のある訳がわかるような気がします。

 中でもリフォームが隅々まで行われている部屋は、お客様にも満足いただけて、いい部屋を紹介してくれてありがとうと言われます。

 案内をしていて嫌がられるものは、天井が青いままの部屋、収納の塗装がボロボロの部屋、何度も利用したようなボコボコのカーペットの部屋、照明器具が黄ばんで変色している部屋、などはイメージが悪く対照となるきれいな部屋があると、すぐにそちらに申込になります。

 また、家賃が安いので「寝られればいい」「期待はしていない」という方もいるので、奇麗に内装がしてあると非常に印象がアップします。

 前に大家さんに聞いた話ですが、「自分が住みたいと思う部屋をこころがける」と言っていましたが、確かにその通りだと思います。

 実際に内覧したり、インターネット等で室内の様子はすぐに見られるのでお客様は非常に目が肥えていると思います。「ただでも住みたくない」と言われないようなお部屋づくりを心掛けたいものです。