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8月度レポート(8/9)


営業部 三原 健太郎

 今まで知らなかったのですがマンションの「買いやすさ」を表した地域別調査が毎年おこなわれているようです。内容は新築マンションの価格が平均年収の何倍に当たるかを示す「年収倍率」というものを算出して都道府県別の調査結果をまとめたものが公表されています。

 新築分譲マンション平均価格(70平方メートル換算)を都道府県の平均年収で割った倍率とのことで低いほど買いやすいことを示しています。

 北海道に関しては5.67倍で前年比0.32ポイント上昇しているようです。倍率が低く、買いやすい方から数えた順位は14位のようで、前年の8位から順位を落とし、買いにくさが増す結果となっています。

 年収倍率は、新築分譲のなかった秋田県と福井県を除く45都道府県を調査しています。
 北海道の新築マンション価格は前年比254万円増の2633万円で、年収は同19万円増の464万円だったようです。ちなみに2013年の1位は山口県で、価格2217万円、年収448万円の4.95倍。
 過去の調査も見てみましたが香川県や栃木県などが1位になっています。

 買いやすさ不動の最下位(45位)はやっぱり東京都で、価格6174万円、年収631万円の9.79倍だそうです。
 一般的に年収の10倍になるとほぼ購入は不可能です。やはり都内で購入できるのは一部の層というでしょうか。
 新築が高くて買えないため中古マンションのリフォームが人気、などとテレビ見ていると特集されていますが、こういう調査の数字をみると特に大都市圏などは本当に高いのだなと改めて思います。
 築30~40年程度のマンションのリノベーションなどに人気が集まるのもよくわかる気がしました。
 上記の調査のとおり札幌市内も地価の上昇、建築資材の高騰、人手不足など色々な要素がありマンションの価格が上昇してきています。古いマンションを購入して大がかりに直して使う方も増えてくると思いますので今以上にリフォーム関係の知識は増やしていかなければと思いました。