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2020年の東京オリンピックに向けて(2/14)


富樫

 2020年の東京オリンピックまであと5年となりました。先日、ニュースで国土交通省が東京五輪に向けて道路案内標識のアルファベットをローマ字表記から英語表記に変えようとしているという特集をやっていました。例えば「国会前」を「The National Diet」と表記するようで街角のインタビューで外国の方はみんな日本のラーメンや寿司などの食べ物を連想していて、誰一人「国会前」と答えた人はいなかったのです。日本人は日常会話の英語を話せる人がとても少ないと言われています。私たちが外国の方に「ナショナル・ダイエット・メイン・ゲートはどこですか?」と尋ねられるより「コッカイセイモンはどこですか?」とローマ字読みで聞かれたほうが答えやすのではないかな。と思います。この表記になるのは実際、どうなのだろう…と感じました。

 その他、経済効果をもたらす期待と同時に都内の慢性的な交通渋滞が懸念されているという記事も見ました。東京都では渋滞問題を改善すべく、道路の整備を進めていて、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)が整備されると都心に入ってくるクルマの数が減少するので、幾分、渋滞が緩和されます。さらにITシステムやルール改正などのソフト面の改善により、便利さを実感できると言われています。

 高速料金の深夜無料化などの実施で、渋滞地域や時間帯を拡散させ、鉄道においては、都営地下鉄と東京メトロという地下鉄事業者のサービス一元化が進んでおり、互いの改札を通過できるようにすることで、乗り換えの利便性が高まるとも言われています。オリンピック開催に向けて、都営地下鉄と都バスの24時間化が進み、羽田空港国際線の24時間化で今後、東京のインフラが改善されていくので、日本の景気の回復に何とか繋がってほしいと思います。