教えて!!Mr.アパマン

<<一覧へ戻る
平成27年2月レポート


背戸川

 北海道は何十年かぶりに、雪の少ない1月を迎えましたが、結局寒波の影響などを受け、雪が深くなってしまいました。それでも例年と比較すると随分少ないせいか、その分一段と寒さが厳しい気がします。

 そんな中、札幌でも雪まつりが開催されています。毎年日本各地から来た多くの人で賑わいます。ここ最近は外国人観光客の人の姿も数多く見られる様になりました。迫力のある雪像は勿論、プロジェクションマッピング等のイベントも催されています。

 北海道のみならず年々、日本を訪れた外国人観光客は増加の一途を辿っている様です。9月~11月にかけては、例年同様紅葉やスキー・雪景色の名所への注目度が高まりました。日本人と同様に、外国人観光客の紅葉への注目度は依然として非常に高く、2008年頃からその傾向に変動はありません。特にこの時期、京都や日光は人気名所を中心に大変込み合いました。

 また、例年のこの時期は、長野や岐阜等スキー観光が盛んであったり、雪景色が観光資源となる地域への混雑が目立ちます。スキー観光地としては都内から気軽に訪れることが出来る湯沢が人気で、国別で見ると、元々シンガポールやタイからのアクセスが多かったことに加え、マレーシアやインドネシアからのアクセスが増加しています。雪質を求めてニセコや白馬を訪問していた欧米層ではなく、気軽に雪を楽しみたいニーズをもつ方々からのアクセスが増加をしている様です。

 3月には北海道新幹線も開業予定です。外国人観光客の増加は恩恵を受けるばかりではなく、様々な問題が取り沙汰されていますが、うまく対応をして益々、北海道も賑わいを見せればと思います。