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10月レポート


和田

 スズメバチとは、スズメバチ亜科に属するものの総称で、日本には3属17種が生息しています。スズメバチ亜科はハチの中でも比較的大型の種が多く、おおむね攻撃性の高い性質を持っています。
 スズメバチは8~9月が一番凶暴化するといわれており、刺害による死亡例は、熊害や毒蛇の咬害より上回っています。先月も愛知県で車いすの女性が50分間にわたり大量のスズメバチに刺され死亡したというニュースが報道されていました。近年は公園や山の中だけではなく、街中でも巣をつくっていることがあるようなので、日常生活の中でも注意が必要です。
 巣に外敵が近づくとスズメバチは、近づかせないために、相手の周りをしつこく飛ぶ・相手に狙いをつけて空中で停止する・あごをかみあわせて「カチカチ」という音をたてるという行動をします。この場合はできるだけじっとしてハチが飛び去るのを待ちましょう。手で強く振り払ってしまうと、大変危険で、攻撃される恐れがあるので、そっと静かにどかせるようにしましょう。
 ハチ刺されによる死亡事故のほとんどは『アナフィラキシーショック(じんましんや発熱、さらに呼吸困難などのアレルギー反応)』が原因といわれます。死亡例の多くは刺されてから1時間以内におこり、直接の原因でもっとも多いのは気道のむくみによる窒息死だそうです。もし、刺された箇所以外に 頭痛・めまい・吐き気・腹痛といった全身的な症状が出た場合は、一刻も早く病院へ。近くにいる人はすぐに救急車を呼び、必要なら人工呼吸をして待ちます。ハチアレルギーの人は、前もって周囲に知らせておくことも大切です。