部屋探し体験談

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「私の引越し」

会社員 東区在住 S.M.

 私は今までの引越し経験は2回。一度目は短大進学のためでした。その当時は部屋探しの時間も限られたものでしたので、とにかく学校に近くて、ある程度キレイで、バストイレ別で…といった余りこだわりのない条件で探して決めました。自分で生活する実感が余りなかったこともあるのでしょう。なんとなくの流れで決めたという感じです。




 その後地元に戻り実家で暮らしましたが、転職のため再度の引越し。この時は真剣そのものです。雑誌やインターネットで部屋を見あさって下調べ。そうしているうちに自分のはずせない希望条件や相場がわかってきます。そしていざたくさんのチェックマークをつけた雑誌片手に不動産会社へ!部屋探しスタートです。




 個人個人で部屋に対するこだわりは千差万別ですが、私の場合はまず、(寂しいですが…)家賃でした。



 限られたお給料で、たまには旅行も行きたい!買い物もしたい!友人と飲みに行くのも大事な時間!?とすればあまり家賃に多くをかけられません。




 部屋への希望は1LDKで、2階以上で、南向きで、灯油ストーブで、地下鉄駅歩10分以内で、シャンドレつきで、場所は○〇あたりで、出窓で、駐車場もあって…ときりがなくでてきて夢が広がります。ですが、家賃に当てられる金額はある程度決まっています。実際にお部屋を見せてもらい、現実とのギャップを知る事となります。『どうしよう…家賃をあげるか、設備を妥協するか…??』私の第2のライフスタイルを決定付けることです。悩みます。(大袈裟~)




 結局私は希望家賃をすこーしあげ、設備はどうしても!というもの以外は消去法で除外していきました。例えば、場所は車もあるのだし、駅からもう少し離れてもいい。昼間はほとんどいないから南向きにこだわらなくてもいい等等。でも間取りは自分がくつろげる空間かであるかどうかは妥協しませんでした。妥協するところと譲らないところ、これがわかると結構幅もひろがり楽しく部屋探しができて、トータル的なバランスで、満足行く部屋にめぐり合うことができました。担当してくださった不動産会社の方には大変お世話になって感謝、感謝です。




 部屋にはそれぞれ思いいれもできますし、その人その人の思い出の場所になります。部屋探しはその最初の一歩ですから楽しんで、たくさんのお部屋を見てきめたいものです、今の部屋には満足していますが、色々な場所に興味のある私は、又何年か後に引越ししたいな…なんて思っています。