部屋探し体験談

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俺と一人暮らしの札幌賃貸マンション部屋探し体験談

北海道大学 Y.K.

部屋探しは全て親に任せていた。

親がなにやら仲介業者に色々と注文をつけていた事を覚えている。


・大学に近い
・日当たりがよい
・お風呂とトイレは別
・格安家賃


大学生活も3年目のスットコドッコイ学生となってしまった当方の頭ではこの程度しか覚えていない。
だけど今の部屋は割といい感じでハッとしてグーであると当方は考えている。


・コンビニが近い(3件あるよ)
・郵便局が近い(郵貯に口座持ってるし)
・おいしいパン屋さんが近所にある
・大手スーパーが近い
・喧騒から離れていて静か
・近所に大きな公園がある


当方はパン屋さんが好きだ。
パンはいい。焼きたては萌える。
知名度の低いパン屋が最高に好きだ。
思わず抱きしめたくなる。
焼きたてのクリームパンがあればご飯3杯は食べられるね。
それと公園。公園はいいね。
夜の公園は静かで落ち着く。
チョッピリ頭のネジが緩んだ人達が徘徊している事もあるけどとりあえず落ち着く。
日常から離れた非現実のような空間が提供される。
日頃思わず、「うるせー、エビフライぶつけんぞ!」と言いたくなる様な嫌な事があっても公園にいけば忘れられる。
仕事でミスをして「味噌汁で頭冷やしてこい!」とか言われても公園に行けば水に流せる。
日常は嫌なことの繰り返し。
それはもう、カンフーの修行のように繰り返す。
そのストレスを処理して行く為の基盤となるのが住環境である。
本気でムカつく奴にエコエコアザラクのように呪いの一つでもかけてやろうかと思う事もあるが、そのストレスを処理していける住環境を整えていけば何ら恐れるものはない。
不幸にもお部屋選びで地雷を踏んでしまった奴は玉川上水あたりで愛人とともに入水自殺の一つや二つをしてもおかしくないが、どんな環境が自分にとって理想なのかをよく見定めて仲介業者と根気良く交渉して行く事で薔薇色の生活が待っているのである。


お部屋探しはお早めに。