マンション投資の鉄人

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第九の鉄人

家庭を持ったら、CFOは自分でやりなさい。 part2

神奈川県厚木市在住 S.M.(不動産コンサルタント)

しかし、英国から一時帰国しているとき電車の吊り広告で、ボーナスでこれを買おうという広告を見て、日本は本当にお金を使わせるよう誘惑が多いなあと思った記憶が有ります。こうやって日本に居ると何も感じなくなりますから、集団でマインドコントロールされているのでしょう。

月給で買う余裕が無いから、ボーナスで買うなんて発想では自転車操業から永遠に抜け出せません。正直なところ現在の日本で物が無くて生活に困っているような世帯はないでしょう。車にしてもテレビにしても耐久消費財のほとんどが買い換えです。買わなければ買わなくても済む消費です。だから、月給で買えなければ買わないのです、簡単な事です。


キヨサキさんも欲望は先送りしなさいと言われています。そうなのです、貧弱なキャッシュフローでちびちび消費しても永遠にその繰返しです。しかし、目先の消費を我慢して潤沢なキャッシュフローを生む資産を構築すれば生活はまるで違うものになります。月に100万円楽天フリマで買い物をすると使いでがありますよ。ジュエリーなど1/10ですから市価で1000万円相当の物を買っていることになります。


そういう私も10年くらい辛抱しました、現在でも時々妻に責められます。例えば出国する時は400万円の車に乗っていたのに帰国した時、後任の車を10万円で買って4年間乗りました。そうやって余った資金はちょうど出始めた競売不動産に全てたたき込みました。

人生、踏ん張り時に頑張れば展望が開けます、とにかくだらだらと変化の無い生活を続けない事です。

車を買ったつもりになればワンルームマンションが一つ買えるのです。あーなんと良い時代でしょうか。値下がり率はジュエリーとあまり違いません。300万円で新築分譲時価格2000万円のものを買ったというとなにか得をしたようで嬉しいものです。そうやってバブル時だったら1億円、2億円・・・とどんどんやる気が湧いて来るものです。


そして、10年も経てば物の価格から0が一つとれるケタずれの感じがわかるようになります。まあ、その時は名実共に億万長者と言う事ですね。