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空室の対策について


営業部 佐藤淳一

空室を募集する上で室内リフォームは大切で、その後の客付けにも大きな影響を与え、賃料設定と並び重要な要素です。最近は古いマンションの大規模修繕で外壁が変わりマンションのイメージが向上しているケースも見られます。分譲マンションの場合は専有部分のリフォームは自由に可能ですが、外壁などの共用部分は自分勝手にリフォームができないため積立金がなく外壁補修などのできないマンションは専有部分のリフォームをしても建物のイメージが良くないことから最悪の場合は案内の際に室内を見る前に断られることもあります。外壁やエントランスが良くなると室内のリフォームで相乗効果があります。特に当社のメインになっている家具家電付物件も少しグレードの高い物件の方が人気もありますので外観のきれいな物件だと相乗効果がかなり期待できます。
しかしながら外壁などの大規模修繕は簡単にできないため分譲マンションはもどかしいこともあります。1棟まるごと所有していれば自分の自由で補修できますが意見がまとまらず補修できないマンションは珍しくはないと思います。その結果いつになっても大規模修繕をできずに空室率も高く苦労しているマンションも珍しくはない状況です。投資用の部屋が多い物件はマンションの総会を開いても出席率も低いようですので所有者の方にはもっと積極的に関っていただき外壁やエントランスの補修など資産価値をあげるような努力をしていただければよりよくなると思いますので総会には皆さん出席していただきたいと思います。