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資格を取るということ


営業 尾元 隆博

ファイナンシャルプランナー(FP)という資格

 先日、家の取引している外資系の保険担当者が私の仕事内容を聞いた時に保険担当者が持っているファイナンシャルプランナー(FP)という資格があるので勉強して取ったらと言われました。マンション管理士の勉強が大変だったのでしばらくは、資格勉強はいやだと断りました。
 どんな内容の資格か聞きましたら各家庭のライフプラン(人生設計)を見直し、将来のお金の裏づけあるライフプラン実行のお手伝いをするとの事でした。
 しかも平成15年からはファイナンシャルプランナー技能士として国家資格になっていました。
 以前ですとこのファイナンシャルプランナーという資格を持っていると国内の保険業界では保険が売れなくなると言われていました。時代が変わったのか、外資系の保険が優れていて提案力が増したのか時代のニーズに当たったのかどうかはちょっと分かりませんでした。

 ファイナンシャルプランナーが関わる業務は、ライフプランニングでは、ライフプラン(人生設計)の見直し、教育資金の準備、住宅ローンの見直し、住宅取得資金の準備、社会保険・健康保険のQ&A。金融関連では、金融商品の選択と分散、預貯金運用アドバイス、投資信託に関する質問、外貨預金のQ&A。不動産関連では、不動産の取得・保有と税金に関する質問、不動産の賃貸・譲渡、不動産の有効活用、不動産投資。年金関連では、国民年金、厚生年金、遺族年金。保険関連では、生命保険の加入・見直し、損害保険の加入・見直し、個人年金保険、医療保険。税金関連では、確定申告・青色申告、税金の質問、納税資金対策、法人税対策。相続・事業承継関連では、相続財産とその評価、相続税対策、遺言・贈与に関する質問、事業承継対策。と広範囲に知識が必要のようです。しかも最近では、ファイナンシャルプランナーという資格が浸透してきたのかファイナンシャルプランナーの人なら相談したい・聞きたい事があると以前よりは話の場が増えたそうです。これも時代の変化なのでしょう!
 マンション管理士も世間一般に認知・浸透していけば、何か仕事のきっかけにもなるかと思いました。