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佐藤 淳一
マンション管理組合がごたごたもめているマンションもけっこうあるものだなと最近感じます。普段いろんなマンションに出入りしていると管理会社ごとに安心感が違うものだなと感じます
しっかりした管理会社だと管理員もしっかり教育されているように感じます。また、修繕についても基本的には早めに着手し状況が悪化する前に工事しています。組合員の気運の高まりや関心にも影響されるかもしれませんが管理会社からの働きかけも大きいのではないかと思います。
一方の安心感のない管理会社は、工事関係が後手後手になっています。修繕段階になってあっちもこっちも修繕が必要でも積立金が不足していたり、優先順位についての考え方が異なり組合で意見が分かれもめるようなケースも見られます。マンションを所有しているからといっても組合運営、建築についても素人の集まりが組合といってもいいかと思いますが、提案してマンションをよりよくするような提案がないままに月日が流れ建物も劣化しているマンションも見受けられます。劣化が進むと当然修繕金額も大きくなるケースもあります。
どんなマンションでもいずれは古くなりますが運営、管理次第では大きな違いがでます。過剰な提案は不要かもしれませんが、管理会社にはある程度の提案力が求められていると思います。組合員がみんな建物に精通していれば管理会社の存在は小さいかもしれませんが、建物に精通した人が少ないマンションは管理会社の存在は大きい方がいいのではないかと感じるようになりました。