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平成22年12月度レポート (2011/1)


原 琢

 毎年12月12日の漢字の日には、その年の1年を表す漢字が発表されますが、2010年を表す漢字は「暑」でした。

 今年の夏は記録的な猛暑で、生活の基盤である「衣・食・住」においても様々な影響が出ました。

 「衣」については、夏物の販売は好調でしたが、残暑の影響で秋物の売れ行きが不調でした。

 「食」については、アイスや飲み物の売れ行きが上がり、メーカーやコンビニなどの販売店は好調でした。
 その一方で、猛暑や小雨の影響で野菜の成長は遅くなり野菜価格が高騰したり、サケやサンマの不漁やカキ等の養殖物の死滅等により海産物が軒並み不調になる等、悪いニュースもたくさんありました。

 「住」については、エアコンが前年の約2倍、扇風機も前年の約7割増しと飛ぶように売れ、電器店は大忙しだったようです。

 札幌についても例外ではなく、連日最高気温が30度を超え、35度に達した日もありました。
 例年の札幌では、そこまで暑い日が続く事はなく、エアコンの必要性はあまり感じられません。(もちろん建物等によりますが、個人的には自宅のエアコンは年に1度か2度しか使いませんでした)

 このような猛暑はしばらくは来ないと思いますが、もし続くようであれば、今までの北海道使用だった部屋は、設備等を見直さなければならないのかもしれません。