教えて!!Mr.アパマン

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平成23年3月度レポート (2011/04)


佐藤 淳一

 東日本大震災の影響で3月の動きはガラッと変わってしまいました。揺れた時間が長かったので震源地に近い部分では震度5位は揺れただろうなとは思いましたが、札幌の揺れからはまさかこんなに大きな地震が起きたとは想像できませんでした。地震直後に電話が鳴らなくなり変だなと思い会社のテレビを付けると地震の大きさが想像出来ないほどでした。気がつくと電話がつながりにくく電話も鳴らなくなっていました。

 最初は震災地に近いところに住んでいる大家さんに安否の連絡をしたい思いましたが、通信状況が悪いことからやめました。数日後、車などで避難生活を送った方等の話を聞く機会がありましたが、停電、断水でこれまで普通に使えたものが使えず電気、水のありがたさを改めて知らされたとのことでした。幸いなことに自宅に住めないという程ダメージを受けた方はいませんでした。

 地震で大変な思いをしている大家さんに賃貸申込みの連絡が出来たのが一番貢献できたことかもしれません。中には気にはなっていたけどなかなか連絡できなかったという方もいらっしゃいました。

 動きが悪くなった一方で、原発問題がニュースで連日取り上げられ、千葉、埼玉等から一時的に避難する方からのマンスリーの反響が増え、複数人で住みたいとのことで広めの部屋に対する反響が多く寄せられました。この時期は本来学生、転勤者等に向け家具家電付の物件であってもマンスリー募集はしない傾向が強いのですが、震災の影響で需要があれば出来ることは協力するからマンスリーでもいいよと言ってくれる大家さんが多くいらっしゃいました。