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一軒家と共同住宅 (2011/05)


営業 尾元 隆博

 一軒家・戸建は、個人住宅としてごく一般的にありますが、  30~40年前は、大工さんが建てる木造の2階建が多かったと思います。今では、殆んど見られない工事前の敷地内で地鎮際、棟上げ後の餅まき、出来上がってからの新築祝い、近所付き合い、町内会の行事などあったのは、今では見る事が殆んど無いように感じます。

 それが経済状況の向上と共に、木造以外に鉄骨造りなど丈夫な構造の物が出て来ました。
今では、木造以外の建物(鉄骨造り・コンクリート造りなど)は珍しくありません。
車庫と住宅が一体のもの、住宅と事務所・店舗などが合体したビルみたいな建物と構造が進化したおかげで、昔ながらの木造住宅が見られなくなりました。
先日、30年前の実家は隙間風が入る昔ながらの木造一軒家でバブルの頃に土地を売ったり、ビルにしたり、マンションを建てたりしたが素人がマンション・ビルの賃貸業をしてかなりマイナスになり売却をした結果、地元周辺の知り合いが殆んど残っていない事実が淋しいと言っていた方がいました。
時代の流れを感じました。

 40年前位からマンション(鉄骨・鉄筋・鉄骨鉄筋コンクリート造り)が現れ、今では周りを見るとマンションだらけになりました。
共同住宅は、長屋・アパート・賃貸マンション・分譲マンション・ビルなど色々ありますが、人が10人10色なので住む方も様々。となると、色々な日常での感じる音・出来事がトラブルの元になります。
以前のように近所付き合い・コミュニケーションが取れていれば特に問題にならなさそうなものばかりだと思います。

 土地・庭・一軒家で家族だけの空間を取るか、色々な人がいるが交通の便などの利便性を求めるか人それぞれの価値観がありますが、どちらも良い所ありますので自分のライフスタイルに合わせた建物・部屋探しが必要と思います。

 少しでも相手のニーズに合わせた提案が出来ればと思います。