教えて!!Mr.アパマン

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マンションの役員(2011/12)


営業 尾元 隆博

 今年の10月中旬に自宅マンションの大規模修繕工事が終了しました。
約3年前に理事会とは別に修繕委員会を発足しました。その時にマンション内から修繕に関する意見、まとめをして頂ける方を募りましたら私を含めて4人しか集まらず、自分の住まいに関心が無い人が多いなと思いながら2年ほど意見をまとめたり、アンケートを取ったり、概算の見積を出してもらったり、業者選定の意見などをしました。
 私は、不動産業に従事して宅地建物取引主任者・管理業務主任者・マンション管理士で、分譲マンションの事については一般的な方よりも知識・経験があり修繕委員長をさせて頂きました。他には、以前アパートの不動産を所有していた方、土木関係の仕事をしている方がいましたがなかなか全員が集まることはなかったです。
 それでも、意見をまとめたりしてマンション管理会社の担当者・一級建築士の方の力を借りて形にしていきました。

 今回、良かったなと思ったことが私以外にマンション管理会社の担当者と一級建築士の方がマンション管理士だったと言う事です。
 誰か1人でなく、3人がマンション管理士でしたので話しも早く進めれる所は進んで行きました。

 居住者にマンション管理士がいる、専門知識を持っている人がいて、管理会社にもマンション管理士がいると話しが早くなった事です。

 実際に工事が進んでからは、私はノータッチでした。事前の計画段階で目を光らせて、工事中は住人の方が工事経過・工事後の確認がわかる範囲でした。

 何年か前に理事を経験させて頂いた時は、マンション管理会社の担当者がマンション管理士だったので何か問題になりそうな事あれば話しをしていました。
 話しの分かる方が数人いるだけでも違うと思いますので、管理会社、居住者、理事の方がマンション管理士になっていると良いです。これから分譲マンションの高齢化になるので必要だと思います。