教えて!!Mr.アパマン

<<一覧へ戻る
今年の賃貸・売買の傾向(2012/03)


営業部 古谷 和博

 毎年この時期は新入学生さん関係の問い合わせや契約が多い時期となります。
 その他にも転勤予定の方や、賃貸の移動の繁忙期の前に引っ越しを考えていらっしゃる方や転職や職探しの方等も多いです。
 経済状態が良くないせいもあって価格の安い物件から決まる傾向があります。
 それは年々増えてきております。
 以前ですと家賃の高い、安いで比べていた部屋探しが最近は安い家賃の中で比較されるお客様が増えてきました。
 経済的な問題もあると思いますが、逆に安い家賃の中でもセキュリティーがしっかりしていたり、家具・家電等の設備が充実していたりする物件が増えてきているのもあると思います。
 一昔前は家賃が高い物件程、使い勝手が良かったり、セキュリティーが安全だという認識がありました。
 先日、寄った書店である雑誌の表紙に目が留まりました。
 内容は一人暮らしをするのに自分で賃貸物件の室内をコーディネートをする企画でした。
 100円ショップで売っている備品等で押し入れをクローゼットにしたり、カーテンの生地や色具合で、アメリカンチックやヨーロッパテイストを取り入れたり、服のセンスと同じように今の若者はどんなに古い部屋でも使いやすいように飾り付けをするのが流行っているようです。 
 私の感覚だと、もともとの部屋に家具等で配置を変えるだけがコーディネートでしたが大変興味深い記事になっていました。
 今ままでは、家賃が安い物件程築年数が古く日当たりが悪いという勝手に悪いイメージばかりを抱いていましたが、これからは安くても良いものもあるというイメージを持つようにしたいと思います。
 売買の方も中古マンションのタマ数が少なく、価格帯も低価格のものも多く契約になるケースが増えています。
 服や食料品、自動車も同じような事があるのかも知れません。