教えて!!Mr.アパマン

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平成24年4月度レポート(2012/05)


営業部 原 琢

 マンション生活の問題の一つとして、最近では「人災」による問題が多くなってきています。

 人災といってもいろいろありますが、昔からよく問題になっているのは、周りの部屋からの騒音や異臭といった「隣人とのトラブル」です。

しかし最近では、管理組合の理事が組合名義の預金を使い込んだり、一部の理事が工事業者や管理会社と結びついて、己の利権の為にマンションの管理組合を利用するといった事も増えてきているようです。
 
 マンションを購入する際に、マンションについての設備や管理体制、修繕計画等については、皆さんも事前に調べると思います。
 もちろん周りの部屋の事や、管理組合に問題がないか等は事前に調べることは可能です。

 しかし、人災の厄介なところは、購入した時は問題なくても、後になって状況が変わり得るというところです。
 引っ越してきた時には良い隣人に恵まれ、管理組合の運営も良好で非常に快適な生活を送れていても、隣人や組合の理事が1人替わっただけで、生活が一変することもあります。

 これらの状況の変化については予測することは不可能ですが、そのまま泣き寝入りするわけにもいきません。

 マンションのトラブルに限らず、諸悪の根源となるのは一部の人間で、その者の主張が激しい為、良識ある多数の者が迷惑を被る形になります。
 冷静に見ますと良識者の方が多いわけですから、少数のおかしな者に振り回されずに、毅然とした態度立ち向かっていくことが、一番大切なことだと思います。