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札幌市の人口(12/7)


営業部 三原 健太郎

 札幌市の予測では札幌市に人口は2015年をピークに減少局面にはいるそうです。
戦後から一貫して増加が続き193万人までになりましたが今後は人口の減少、急速な高齢化に直面します。また北海道内の他の市町村は札幌より早いペースで人口の減少が進むことから札幌の一極集中の度合いはさらに加速するそうです。

 結局札幌の人口増加を支えてきたのは、道内他の市町村からの流入で、道内人口に占める札幌の割合は年々上昇して2010年には35%で道民の3人に一人が札幌市民、2040年には地方の人口減少も重なり40%を超える予測が出ています。
札幌に一極集中で地方都市が枯れていくようでは札幌の将来も明るくはないです。

 札幌市内の狭い範囲内でも北海道全体と同じ事が起こっている気がしています。
今、郊外の戸建てから市内中心部等の利便性にいい場所への住み替える方が多いようです。
利便性いい場所となると都心部、駅近くやその他交通機関、環境が整っている場所になりますが、地価が下落傾向とはいえ、札幌市内のそのような地域で戸建てを購入することはまだまだ難しいので、結果マンションという選択肢になってきます。

 今年は中央区等中心にマンションが本当によく売れたようです。
方や、郊外の賃貸住宅等の入居率は依然厳しいものがあります。ただ、そのような投資物件に関してはもともと地主の方が経営しているようなものが多く、土地から購入するわけではないので、ほどほど入居していればいいという考え方もあります。

 市内全体で賃貸住宅の空室が2割程度あるといわれる札幌で一般の方が不動産投資を始める場合、やはり分譲マンションの一室を購入されるのがリスクの少ない方法と思います。分譲マンションであれば多くが、便利な立地にあり、構造上や設備の関係等総合的に考えても空室率が高く賃貸経営の難しい札幌でも十分投資として成功できる可能性があります

 札幌に限らずどの地方都市も今後、人口の減少や、急速な高齢化が進みます。
不動産投資に関しても、だんだん予測が難しくなってきます。私も札幌市内やその他道内状況についてよく調べ、適切に不動産のご案内をしていけるよう勉強していきたいと思います。