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遠藤
2014年の2月は忘れられない1ヶ月になりました。
まずは時差の関係でじゅうぶんに観戦できたとはいえませんが、ソチオリンピックの話題。
冬季五輪は道内出身の選手が活躍し、「レジェンド」の異名でメダルを獲得したジャンプの葛西選手や、スノーボードでのメダル獲得、史上まれにみるフィギュアスケートの熱戦が胸を打ちました。
メダルを獲ることへの執念もアスリートとしての姿なのでしょうが、決戦の日に練習の成果を最大限に出せる、そこにピークをもっていくことができる強さを、今回のオリンピックで日本選手に見せてもらえたと思います。
また、2月は日本各地で思わぬ降雪被害のニュースが多くありました。
雪国にとっては日常の光景も、異常事態となってしまう怖さを目の当たりにしました。除雪しようにも除雪車もなく、幹線道路で車両は足止めとなり、雪の重みが公共施設を押し潰し、人々が雪かきにチリトリや缶のフタを使っている様子は本当にお気の毒でした。
私たちは、ひたひたと目の前に近づく底なし沼のような異常気象と増税という現実に備えなければならないのでしょうか。
札幌では建設着工の遅れが懸念されています。
先日新聞に出ていましたが、デベロッパーがマンションやビルの建設用地を取得しているにもかかわらず、建設資材や重機および人員の確保ができないために、着工できずにいるというニュースです。増税によるコストアップも要因のひとつですが、国内で最重要となっている東北復興関連工事、それと東京オリンピックの需要に拍車がかかっているからとのことです。
JR北海道の不祥事とあいまって、建つものも建たないと一体どうなるのかな、というのが正直なところです。
大規模修繕の予定があるマンションは、工事費の値上がりや着工時期に敏感に反応しているのではと思います。