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10月度レポート(10/10)


営業部 原 琢

 最近はリフォーム済の中古マンションを購入したり、未内装のマンションをリフォームして住む方が増えています。
 
 リフォームをする際に、どの部分を重視するかは人それぞれです。
 それはおおまかに「壁・床等の内装」と「台所・風呂等の設備」に分かれると考えます。

 これら2つの内、特に女性の場合は日常使用する「台所・風呂等の設備」を重視する傾向があります。
 キッチンについては、シャワータイプ(ホースが伸びる)の混合栓が主流になっていますし、コンロについてもガラストップのものが多いです。
 毎日使用する部分については、使い易さ=掃除のし易さといっても過言ではありません。
 もちろん予算の都合もありますが、設備の場合は部分的に交換することもできるので、ちょっとした工夫で使い勝手がぐんと良くなると思います。

 次に「壁・床等の内装」ですが、これについては100人いれば100通りの好みがありますので、色・柄については住む人の好みで決めるしかありません。
 
 しかし、これについてもちょっとした工夫はできます。
 天井と壁についてはクロス貼りにすることが多いですが、クロスについては量産型で単価の安い500番クロスや、デザイン性が高く、または多機能である1000番クロスといった種類があります。
 例えば、居間の壁についてはお洒落で消臭力のある1000番クロスを使い、天井等の凹凸が多い部分や、比較的暗くて目立たない廊下には500番のクロスを使うなど、部分的に使い分けることでコストを下げることもできます。

 床についても、もちろんフローリングは見栄えもして防音性も高いですが、小さい子供がいる家庭等は、せっかくのフローリングが傷だらけになってしまうので、あえてクッションフロアにして、子供が大きくなってからフローリングや敷込みのカーペットに貼替えていくという方法もあります。

 前述の通り、結局は個人個人の好みになりますが、いろいろ工夫することはできますので、お客様に対して提案していければと思います。