営業部　二瓶　卓真

あるインターネット利用の動向調査で、スマートフォンからのネット利用者数が、PCからのネット利用者数に迫っていることが分かった。
このままのペースでスマホからの利用者が増えれば、今年中にはPCからの利用者を超える可能性があるとされている。
上記の結果を踏まえると、ホームページのスマホ対応の重要性は、急速に上がっているのではと考える。
ある不動産会社10社を対象に、ホームページへの訪問者の割合を調査したところ、スマートフォンからの訪問者が49%を占めているという結果が出たそうだ。
スマートフォンユーザーはネット利用率が非常に高く、移動時間・休憩時間・就寝前など、ちょっとした空き時間があればすぐに取り出してはネットを利用し、１回1回の時間は短いながらも断続的に情報収集を続ける傾向があると言われている。
スマートフォンに対応する事により、そういったネット利用率の高い、積極的なユーザーをWEBサイトに呼び込む事が可能になる、ということだ。
また、外出先でサイトを見るため、地図アプリとの連動で、顧客を店舗に呼び込める可能性も飛躍的に上がる。
それに、最初に見たページがスマートフォン対応されていなかった場合、ユーザーはそのWebサイトの閲覧に時間がかかると判断し、他のWebサイトに移ってしまうかも知れないが、スマートフォン対応されているWebサイトであれば、他のページも負担なく閲覧できると判断され、そのまま読み進められていく可能性が高くなる。
単なる会社紹介や商品情報を提供するだけのホームページでさえも、スマホ対応化が進んでいる今、それにより顧客を呼び込むことを目的としたホームページのスマホ対応化は急務ではないかと私は考える。