教えて!!Mr.アパマン

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12月度レポート(12/19)


営業部 三原 健太郎

 今年の新語・流行語大賞に「トリプルスリー」とともに「爆買い」が選ばれていました。一般的には訪日中国人が大量に買い物をすることを指しますが
 最近はなんとなくマスコミがこの言葉を使いたいだけ、という感じもしてきます。ともかく中国圏の外国人を中心に日本での消費が増加しているのは事実のようです。

 最近の札幌ローカルニュースですが、百貨店の大丸札幌店がスキーのリゾート地で有名なニセコエリアに冬季滞在する外国人観光客向けに同店まで高級リムジンバスで送迎するツアーを始めるそうです。
 料金は1台11万5000円との事です。ウェブニュースでしたので社内の写真も掲載されていましたが高級そうな内装でした。

 仮にJR利用の場合、札幌~倶知安間は片道2千円前後なので、車貸切りとなるとさすがにいい値段ですが、彼らには関係ないでしょうね。利用が多ければ通年での運行も検討しているそうです。百貨店では100万円単位で買い物する外国人もザラにいるようなので市内各店の呼び込みのサービスもあの手この手のようです。

 弊社でも賃貸・売買ともに年々外国人のお客様は増えてきています。マンスリー等の賃貸入居の場合はあまり日本語が十分でなくても近くに面倒見てくれる方がいたり、学校や職場等で保証人お願いしたりとなれば、ある程度問題ないと思いますが、購入→賃貸経営となるとやはり家電やブランド品買って帰るのとは話が違ってきます。

 言葉を始め連絡方法、資金(税金等含め)の管理、賃借人対応等において、文化の違いを含めやはり難しいことが多くなってきますので
弊社の場合ではやはり十分に日本語で対応いただける方でないと難しいのが現状かなと思います。

 それでも知らない土地に不動産を買いに来る行動力は感心します。今後も彼らの動きには注目していきたいと思います。