教えて!!Mr.アパマン

<<一覧へ戻る
北海道の観光


営業部 佐藤 淳一

 北海道の景気は、緩やかに持ち直しているものの、一部に弱い動きがみられると言われています。大型小売店の販売額が前年を上回る動きがある一方で、新車の販売は前年割れ続く状況です。観光は外国人観光客の増加により好調のようです。小売店の売上にも外国人観光客によるものがかなり多いみたいですので、外国人観光客に支えられている部分も大きいです。

 北海道の観光産業は「自然一流、施設二流、料理三流、サービス四流、関係者意識五流」や「素材一流、料理二流、サービス三流」など言われたりします。札幌等の都市部では競争があるので必ずしも当てはまらない気がしますが、北海道でも地方へ行くと当てはまるような気がします。実際自分で旅行した時に地方の観光地価格に驚くことがあります。個人的には海産物が高く札幌で食べるほうが質も高く割安に感じることもあります。特にサービス面ではサービス、注文の取り方にびっくりしてしまう店もあります。黙っていても次から次と観光客が来るので商売が成り立ってしまうのでしょうが、みんなが同じ調子ではせっかく観光に来た外国人なども帰国してあまり良くない評判を広げるのではないかと危惧してしまいます。言葉がわからないから外国人にはわからないのかもしれませんが、日本人としてはあまりにも無愛想で前記の通り表現されても仕方ないと思われる店が多く見られ残念です。

 実際に北海道を訪れる外国人観光客も2回目以上のリピーターが増えているそうですが、前回と違うところへ行きたいという方が多いようです。良かったからもう一度同じ所へ行きたいと思わせるようなおもてなしをしてブームで終わらせないようにしないといけない気がします。