マンション投資の鉄人

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第十三の鉄人

サラリーマンのマンション投資(1)

千葉県市川市在住 会社員 K.T.(69才)

其の1:志と目標管理 

北海道農学校(北大の前身)のクラーク博士は「青年よ大志を抱け(ボーイズ、ビー、アンビシャス)」と言っています。北海道の壮大な原野を前にしての男子の雄叫びが、現在の札幌を中心とした大北海道の発展に繋がっているのでしょう。
志のある士は利刃の如し。志の無い士は鈍刃の如しであります。全てのスタートは立志にあります。立志には種々あります。プロ野球、プロサッカー、プロゴルフ等のスポーツ選手、芸能人、パイロット、作家、政治家、学者、医師、弁護士、実業人(サラリーマンであれば、男の花道といわれる役員就任ぐらいは目標としたいものですね)と対象はあまたあります。かつての中国には教育熱心な両親が子供を5師にさせたいとして目標を設定したともいわれています。医師・弁護士・会計士・建築士・教師であります。日本においても、韓国においても、洋の東西、古今を問わず親の気持ちは一緒なのでしょう。それから、次の目標管理も大変に重要な事であります。会社、官庁、病院、警察、軍隊、政府といった全ての組織において目標管理は徹底して励行されています。組織は目標管理(プラン・ドゥ、チェック)無しでは効率的に有効、適切に動きません。企業経営において第一に必要なのは目標管理です。次点の教育を第二位として30%の重要性と考えれば目標管理は当然の事として第一位であり70%の重要性をもつものと考えても過言ではありません。
マンション投資においても全く軌跡は同一であります。先ず志をたてること、其の達成の為に具体的な目標を設定する事が肝要であります。志を立て、目標が設定されれば計画は半ば達成された事になります。立志は遠大に、計画は綿密にという事が前提条件となります。しかしながら、実行は鼻歌まじりで良いと思います。石橋を叩いても渡らない人、慎重居士は最初から問題外でありますから対象外になってしまいます。志と目標が樹立されれば、あとは前進あるのみです。迷って躊躇逡巡する人、優柔不断な人、リスクを取れない人は迷いに迷うだけですから、このあたりで早めに撤退された方が良いと思います。
志・目標設定は簡単なようですが間違ったコースをたどれば、目的地に到達するのに大変な迂遠の道をたどり、遠回りしてしまいます。遠回りするだけなら良いですが、失敗すると大変です。現下においては、バブル時のような危険はありません。大きく道を外さなければOBの心配は無いと思います。デフレの今こそ、羹に懲りてなますを吹いている時こそ進軍のチャンス到来と思われます。人の行く裏に山あり、花の山です。他人と同じような行き方では大きな果実は得られません。そうかといって何時も簡単にさしたる根拠も無く逆ばかし取っていると大問題になりますのでご注意が肝心です。大多数の人の考えが誤りであって真実は少数意見にありというケースがあります。そのような場合、確信があれば思いきって勝負に出る事が成功の道であります。決断の後ろ盾としましては時間とお金を投資した膨大な山のような資料を常日頃から準備しておく必要があります。①買い場は何時か②東京か札幌か③ファミリーかワンルームか④新規物件か中古物件か⑤ローンはどうするか⑥札幌ならどの物件が良いか。重要な判断材料を検討する必要があります。誰に聞けば良いのか。解答者は札幌不動産業界の雄「アパマン・プラザ」の皆々様方であります。