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第九の鉄人
神奈川県厚木市在住 S.M.(不動産コンサルタント)
こうやって文章だけで伝える事には限界が有り、難しいのですが、皆さんは私がこれまで話して来た高度な思考プロセスや行動様式を脳にインストールできたでしょうか?
本当は形から入って徐々に内容を理解するというのが理想的だと思います。だから、多くの人達が鞄持ちをしながら経験を積んで行くわけでしょうが。
実は、過去2年間私は現在の職場に前の勤め先の仕事のプロセスを導入して来ました。まあ、以前はプリミティブな職場でしたし、そこで育った人もプリミティブでした。来た当時は中小企業というのはこんなものなのかと感心する一方で人材が育たないはずだと思ったものです。しかし、仕組みを導入し稼動し始めると予想以上に上手く回り始めました。洗練された仕組みは人間の業務処理能力をかなり向上させるようで正直この実験の成果には私自身驚きました。
結局人材の育成というのは会社の規模ではなくて、仕組みと指導する人間によって左右されるものだという事がわかりました。経営工学専攻の私としてはホワイトカラーの生産性に関する学生時代の研究を思い出させるちょっと面白い実験でした。
今回私がお話したいのは、俗に能力と呼ばれる業務処理能力というようなものは、IQのような絶対値ともののやり方・プロセスの掛け算のようなものだという事です。IQの向上に関しては以前お話しましたように向上は可能ですが、一朝一夕にできるものではありません。それに比べ、プロセスの学習は短期間で可能です。洗練された思考プロセスの獲得というのは競争優位性の確立において非常に有効だと思うのです。
ただ、このような洗練された概念も高度なものになってくるとなぜ持てない人が出て来るのか、正直よくわかりません。おそらく、これを読んでいる皆さんの理解度にもばらつきが有るのではないかと思いますが、今回多くの人が持ち難い思考方法について二三説明しておきましょう。
とにかくいつもとても不思議なのが全体最適です。自分の人生という期間の中で収入と支出の最適化をはかるという事がほとんどの人にはできていません。なぜ、将来の給与・年金収入の下振れリスクを考えず、現在のキャッシュフローだけで分不相応な家や車が買えるのでしょう。全体最適を考えない意思決定は必ず誤ります。正しい意思決定は全体を鳥瞰して始めて導きだされるのです。
次がありたい姿・目標管理でしょうか。こつこつ真面目にやっていれば良いと思っている人が多いのですが、これは不真面目よりは良いという程度のものです。
わかり難いのですが、期限無く東京から札幌まで行くとしたら江戸時代のように歩いて行っても良いわけです。これを今日中に行かなければいけないと目標を立てるから飛行機で行こうというアイデアが出るのです。資産なんて給与天引き預金で十分だと考えていたのでは60歳までに1,000万円も貯まれば上出来でしょう。何度も言って来ましたが、資産1億円というような目標を立てアクションプランにブレークダウンするから事は成されるのです。
三つ目が、革新性というか破壊と創造というかそういうマインドです。従来や周りと違った方法で優位に立とうと試みる気持ちです。今日、インド人のアミットさんと雑談をしましたが、ヒンズーの破壊と創造の神シヴァ、私は好きなのですね。
最後が習熟の概念です。俗に勉強しなくても成績が良いという言い方をしますが、この言い方は誤りです。正確には習熟により短時間で同じ事がこなせるからあたかもやっていないようで良い成績がとれるのです。人間の慣れ・習熟というのは自然対数で時間が短縮して行きます。それは例えれば宇宙空間で加速を続ける宇宙船のようなものです。落ちこぼれた子供のキャッチアップが非常に困難なのはこの宇宙船をイメージしてもらえればわかり易いのではないかと思います。
さて、皆さんには洗練された思考プロセスを身に付けてより良い人生を歩んでほしいものですね。