マンション投資の鉄人

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第二十五の鉄人

Ⅰ.今の経済情勢から思う 私のマンション投資の20年(5) 真の原因は 人口減

鳥取県在住 T.T.

「2020年までは、見たくないものは見ないまま突っ走れるだろう。しかし、それ以降は見たくない現実が全部襲ってくる。」 小泉新次郎議員の言葉です。

お隣の大国が倒れてきます。成長率はダウンに転じています。いずれ経済成長は止まってしまうでしょう。大国だけに影響力は大きいです。国のいたるところで建設途中で止まって放置されたり、売れ残って廃墟と化している高層マンション群を見ます。無計画な!この浪費のツケをどこが補填するのでしょうか。

人口減。一人っ子政策。この国も同じように生産年齢人口減です。お隣の大国が発表する「〇%の成長率確保!」???「その数字どこからでてきたの?」誰も信じません。著作権侵害、食品偽装もあります。その国の人たちが悪いと言っているのではありません。勤勉で向上心旺盛。個人的には、留学生の人たちに仕事上で本当に助けられました。企業でも国家でも業績が落ち込むとき、うまくいかない時は、人種、宗教、格差、政府と国民、だいたい内側に問題が発生しています。原因は内部にあります。内部でコミュニケーションがとれていないのを感じます。企業もそうですよね。業績が落ち込んでいく時は必ずそう。「敵は内にあり!」です。

話を戻すと、アベノミクスは実体のない経済成長ですから(安部首相が悪いと言っているわけではありません。前の小泉首相と同じで分かりやすくて好きなタイプの政治家です。)他の政党、政治家は誰も行動を起しませんでした。国政未経験。政権をとって維持することで精いっぱい。なにもできなかったというのが正しいでしょう。

ですが安部政権は行動を起しました。先にも述べましたように結果論ですが、なにもしなければ円安になることもなく、世界的な原油安の恩恵を十二分に受けて、少しは実体の伴った経済状態にあったのではないか、株価上昇で欲が出て社会保障に回すはずの8兆円をみすみすどぶに捨てることにはならなかったのではないか、と思います。

何をすべきか、どうすれば景気回復するのか私には分かりません。でも一つ言えるのは
時間はかかることだと思いますが子供を増やすことだと思います。年寄ばかりの社会が楽しいはずありません。経済成長をイメージできません。今の日本の人口は1億3000万人。2048年に1億人を割り込み、2060年には9000万人を切ることが確実と言われています。何故子供が減っていったのか。出生率が下がっていったのか。「なぜ」の問いを積み重ねて源流の、真の原因をつかんで対策をとるしかないと考えています。

ちなみに、今、増え続けているのが「単身者世帯」です。その全体に占める割合は標準と言われている「夫婦と子供世帯」の割合を抜き全世帯の35%程度になろうとしているようです。マンション投資には機会点ですが、人口の絶対数の減り方がはんぱないのは事実です。